自己紹介

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 ずっと 魂が呼ばれている気がしていたアフリカに青年海外協力隊で行くことが決まりました。 どんなことが待ち受けているのか楽しみでわくわくドキドキ!!!。 幼稚園の先生としての経歴 ・日本の幼稚園4年間 ・ベトナムの日系幼稚園2年間 ・韓国の幼稚園の日本人クラス1年 ・ドイツの日系幼稚園2年間 ・日本のインターナショナル幼稚園10ヶ月 ・セネガル幼児教育隊員2年間。 幼稚園の先生最高です!!!! 自分にむいてないと思ったことは何度もあるけど辞めたいと思ったことは一度もない! 子どもから学ぶこと多し! この職業に出会えて本当によかった~~~~~~~~~~~。

2011年11月8日火曜日

タバスキ(犠牲祭)=フードファイト羊編

セネガルで一番大きな行事タバスキがやってきました。
ここ一カ月ぐらい”羊を買うお金を貸してくれ〜〜”っといつも以上に金の話ばかりしてくるセネ人にうんざりもしましたが、いよいよタバスキ当日!
羊にとっては大量虐殺の日でしょうか・・・。


9時に金持ちの大家さん家に行くと、なんと4頭のどでかい羊が待っておりました。しかも一頭一頭がでかい!!!


羊解体の流れ
(一年前グロい写真をたくさんのせたので今回は省略しておきます)

①男性&男の子が嫌がる羊の足を縛って寝かせる
②羊を買ってきた主人が首にナイフをザクッと入れて羊君を葬り血を抜く
③皮をきれいにはぐ
④お腹を切って内臓を取りだす
⑤足や首を切断して肉を切り分ける
⑥取りだした肝臓をすぐに焼いてみんなで食べる
⑦残りの肉を女の人が調理する

ちなみに2週間前にカオラックに配属されてきた新隊員君は②の所で気分を悪くしギブアップ・・おうちに帰って行きました。大丈夫だっただろか・・・。

あの解体を見た後すぐに、わーい肉だ〜〜っと肉にかぶりつける自分・・
セネガルで成長したなと感じた瞬間です。

”ジャトゥ〜はいっこれあなたの仕事ね!”
っと与えられたのは何と・・・
内臓用タライに並々入っている、ビラビラの何かをピンクの何かとセットにして適当な大きさに切り、腸でしばりつけるというすごくエキゾチックなお仕事でした・・・・。


まだ羊の温かさを感じながら・・・今まで触ったどんな面白いものよりすごい感触が体験できました。保育用語でいう感覚遊びですね。
保育では取り入れられないので私が代表して堪能しておきましたよー。



本日のメニュー。




朝一番;羊肝臓!
その後;リブ肉BBQ
昼;焼き羊&パン
夜;焼き羊&ヤッサソース

”食べろ!もっと食べろ”っといって口に運ぶとまた肉を手に握らされるわんこそばならぬわんこ羊をし、拷問を受けてるのかと勘違いしましたが、セネ人は”今日残った肉を明日も明後日も毎日食べるよー毎日食べに来なさいね!”っと言ってきたので目をそらした私です。ゲップ。
出来ればしばらく見たくないな・・・・


解体された自分の足と皮を首が眺めておりました。
シュールな図に思わずパシャり・・・。


今回も命を分けていただきました。

毎日食べている肉のすべては、もともと命あるもの。
当たり前なんだけど忘れがちな大切な事を再確認した一日でした。

羊君ごちそうさまでした。あなたの肉は温かくて美味しかったです

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