さっき貿易ゲームをしてきました。
演習で必修の授業です。
それぞれの人がくじ引きをし8個のグループに分かれました。
8個のグループは各国を表しています。
同じになったグループのひとと
最初にグループの机にあった文房具で、指定のものを作り、売りに行く
そして得たお金で 水、食糧、家、軍備、医療施設、交通網、教育のカードを相談してその国に必要なものを買う。
という単純なゲームです。
でもこれがすごい、
それぞれのグループは最初から与えられている物に差があります。
なんでも揃ってるテーブルからほとんど何もないところまで、格段に違います。
大金持ちの国はどんどん設備を整えていきますが
貧困の国は何も買えません
外交をしていろんなものを交換したり協力したり、違う方法を考えたりしてみんな必死です。
お金持ちの国には何か交渉がしたいと人が集まります
ほかのチームの出方を待ってるところもあれば、交渉に一生懸命なところもあります。
金持ちの国は何かと自分に有利な方法でお金をさらに増やしていきます。
最後の方には、資源がいっぱいあった国はより豊かになり 余るほどのお金をもてあましていました。
しかし分け与えることもなく、万が一のために蓄えていました。
ほかの国々は最低限度の設備ぐらいがととのっているかそれよりももっと整っていないか・・・・。
もうみんな必死。真剣勝負です。
そしてゲーム終了。
終わっての感想
お金持ちの国:なんだか罪悪感がありました。と浮かない顔。
(いろんな情報をまわしてもらっていたり 利益になる話が内密に教えてもらっていたそうです。)
貧乏な国:製品を作ってもいちゃもんをつけられてかってもらえなかったり
(made in japanなら買うけど made in chinaだったら厳しくチェックしてかうとかその国だから買わないとかそういうことが言いたいんだと思います・・・)
私は中ぐらいの資源が最初からあるチームでした。
あまりに発展することに必死で、自分たちより貧困の国のことは考えていませんでした。
貧困の国はみずも食べ物もそろわなくてどうやってもお金がはいらないので軍隊を整備し始めたりすることもあるようです。(違う国から力ずくで奪い取ることを考えるのか・・)
一部の発展している国が余るほどのお金を独占している。
その一方で貧困の国では食べ物も 水もあたらないひとがいる。
そしてそうやって どこに生まれるかは今日のくじ引きのようにただの偶然でそうなる。どうしようもない。
ただそこに生まれてきた偶然で、食べ物にあたらなかったり、捨てるほど食べ物がある暮らしができたり、全然違うのです。
世界の仕組みがすっごくすっごくよくわかるこのゲームにまだショックを受けています。
先進国でない国にいるということがどういうものなのか、周りにどんなふうに取り扱われるのか、
先進国のことをどう思うのか、人から奪い取りたい気持ちも、偽札を作りたい気持ちも、よーーーくわかりました。
わけあったり助け合ったりすればいいのに、、、、、現実は全然ちがいました。
泣きたいような気分です。
みんなで分け合えることの大切さに気付きました。
私ができる事は、学んだことを途上国の子供たちのためにこれから精一杯生かすことです。
日本に住んでいるみんなにこのゲームをやってほしい。
貧困の国の気持ちになってみることでいろんな感情が体験できますよ。
たくさんの事を学んだり、深く考えたりさせられるこの毎日に感謝!!!
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